食物アレルギーっ子の幼稚園選び

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卵アレルギー

長女には卵アレルギーがあります。

集団行動を学ぶ幼稚園生活
もちろんお昼ご飯もみんなで食べますよね。

できればみんなと同じものを食べてもらいたい・・・!
と思うのですが
それが叶わないのが食物アレルギーです。

私は引っ越しなどが重なって
3ヶ所の幼稚園(認定こども園含む)に
↑4カ所となりました(2024.04)
長女を通わせたことがあります。

その経験から食物アレルギーがある子の幼稚園選びの
チェックポイントと実際経験した園の対応をお伝えします!

こちらの記事を読んで欲しい人
・食物アレルギーがあるお子さんをお持ちの方で園を探し始めている方
・預け先が幼稚園でも保育園でもこども園でも参考にはなると思います!

給食かお弁当か

私が幼稚園探しをした際には
①お弁当持参
②給食(外注)
③自園給食
④週1あるいは月1お弁当指定日があるがほとんど給食
⑤給食・お弁当の選択制
⑥週2お弁当週3給食
5つのパターンがありました。
↑6つとなりました(2024.04)

特に①お弁当持参の園が多かった印象です。

私は早起きしてお弁当作るなんてとても出来ないし
そもそも料理苦手なので
給食一択で探してました(笑)

それぞれメリットデメリットを見ていきましょう

給食のメリット・デメリット

・毎朝お弁当を作る必要がない
・みんなで同じものを食べられる
・栄養面で1日1食でも給食を食べてもらえるとありがたい
・家では作らないようなメニューを食べるよい機会になる(好き嫌いの克服になる)

・給食費がかかる(補助金出る場合あり)
・食物アレルギー混入の可能性がお弁当よりも上がる
・なぜ自分だけ人と違うメニューを食べるのか、と
 悲しい気持ちにさせてしまう可能性もある
・偏食の子だと食べられる物がない日もあるかも・・・。

お弁当のメリット・デメリット

・アレルギーが混入する恐れが限りなくゼロに近い
・給食よりも費用が抑えられる
・メニューや量など子どもに合わせて作ってあげられる
・子どもが親からの愛情を感じることができる

・毎朝早く起きてお弁当を作る必要がある
・夏場は食中毒が心配
・給食よりも冷めたご飯になってしまう

朝は時間に余裕がないから
給食の園で探しました!

主人のお弁当を毎日作っているので
子どものお弁当もついでに作ってます

好き嫌い多くて給食代もったいないので
ご飯と冷食を詰めたお弁当持たせてます

食にこだわっているし
調理のお仕事もしているので
子どもにも作っています

偏食なのでみんなと同じものを食べて

少しでも好き嫌いがなくなれば、
と願って給食にしました

上記は実際今通っている園のママさんに聞いて
答えてもらった内容です!

通っている園は給食・お弁当の選択制です(2023.08現在)

親御さんがどちらの方が負担なく園に通わせられるか
子どもに何を願ってお弁当あるいは給食を食べさせるか
アレルギーの重症度によっても変わってくるかと思いますが
まずはどちらを選択するか決めましょう。

それでは給食を選択した場合から確認しておく事を見ていきましょう!

給食の園の場合

そもそもアレルギーっ子を受け入れてくれるのか

アレルギーがある子の入園不可なんてある?と思われるかもしれませんが
給食の園だけどアレルギーがある子は毎日お弁当を持ってきてと言われるところもあるそうです。

なので入園は大丈夫でも給食は食べられませんよ、というケースです。

せっかく給食の園を選んだのに毎日子どもだけお弁当になるのなら
その園にどうしても通いたい理由がない限りは別の園の方がいいのかな、と。

みんな給食を食べているのに自分だけお弁当っていうのは
ちょっと寂しい感じがしますね。

アレルギーの子は給食ではなくお弁当持ち込みの園の場合をお話ししましたが
給食提供OKでも園によってアレルギー対応は異なりますので
以下、私が経験したことを紹介します。

アレルギー除去食の対応は?

①完全にアレルギー対応の給食を提供してくれる

こちらのパターンは親としては1番ありがたいです。

下記の②のパターンですと毎月献立表をチェックして
代替食を作る日をメモして見た目も同じ様なものを作り・・・
(後程写真付きで説明しますが)
料理苦手な私にとってはこれが結構大変でした。

毎日お弁当作るよりはかなり楽なんですけどね。
料理苦手主婦としては1食だけでも
作らなくていい方が助かるんです。

②除去食の提供は不可。除去食は持ち込み

プレで通っていた園がこちらのパターンでした。

毎月月末に翌月の献立表を頂いて
マーカーで印をつけて代替食を持ち込む日を園に提出。

赤丸つけて園に提出してました

お弁当箱をひとつお借りしていたので
該当日は代替食を入れて登園⇨残りの部分に先生が詰め替えて給食完成!

14(火)の代替食です。
先生が残りの給食を持ち込んだお弁当箱に詰め替えてくれます

娘の場合は卵完全除去だったので
お弁当箱の同じ部屋に入っている食材も
こちらで作る必要がありました。

そしてこれは親心ですが

可能な限り代替食でも
見た目同じように作りたい・・!

と考えていたので
代替食の練習も夜な夜な頑張ってました。

恥ずかしながら私の試作品です。
海苔卵焼きの代替食です。
私が気にしなければ
全くメニューとは違う物を
持っていけばいいんですけどね・・・。

食事の提供のされ方

誰にでもうっかりミスすることがありますが
アレルギーっ子への食事にミスは禁物です。

アレルギーの子にはどのようにご飯が提供されているかも確認しましょう。

こちらは除去食の蓋に紙が貼られていて
まずアレルギーの子に最初に給食が配られて
その後他の子に配るシステムでした。
(容器の色は他の子と同じ)

他の園ではアレルギー対応食の容器の色が変えられていて
こちらも先にアレルギーの子へ配られて
その後他の子に配るシステムでした。

こども園の自園給食の時は
給食室で配膳された給食を養護教諭の先生が献立表を見ながらチェックして
その後担任の先生もチェックして娘の元に来るシステムでした。

どの園でも給食の時は細心の注意を払ってくれると信じていますが
アレルゲンが自分のこどもの口に入ることがないように
給食の提供の流れは要チェックです。

食事中の対応

・みんなと同じ席で食べる
・アレルギー持ちの子たちの専用の机で食べる
・1人だけ違う席で食べる
などなど、園によって対応は違うと思います。

どれが正解というのはないのですが
お子さんのアレルギーの重さによって
親御さんが安心できる食事スタイルがあると思いますので
ここはしっかりチェックすべきです!

ちなみに娘の場合1つの園だけ食事の時にも
かなり気を遣ってくださるところがあって

娘さんは水道の1番近い席で食べてもらいます。
もし途中で娘さんに近づいてきた子がいても
手洗いを促したり、手づかみ食べが多い子と
食事中に触れ合うことがないように気をつけます。

という対応でした。

娘の場合は卵に触れる程度では特に問題なく
口にしなければ大丈夫なのですが
園の方針でこのようにしているそうです。

園で食物アレルギーに対して
気を遣ってくださるという点では
とても安心して預けられました。

逆に親御さんが安心して預けるためにも
席の考慮をして欲しい場合に
それを伝えて快く承諾してくれるかどうか、も
重要だと思います。

園によっては対応が杜撰だったりするので・・・。

友人の話ですが卵白がダメだから除去をお願いしていたのに
定期的にアップされる保育中の写真を見ていたら
我が子がゆで卵を食べている写真を発見・・・!
ということもありました。

上記のことは実際にあったお話で
我が子の場合これをされたら確実に嘔吐です・・・。

幸い友人のお子さんはアレルギーと言っても軽いようで
お子さん自体に何もなくて本当によかった!!!

保育園の対応には問題しかありませんが。

この様な事態を招かないためにも
チェックするポイントがあります。

それは次の項目で↓

献立表の有無

献立表なんて普通あるんじゃないの?
と思いますよね?

なんと、友人の園では献立表もなかったそうです。

しかし献立表も園によって全く違います。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_3050-768x1024.jpg
アレルゲン表記有りの献立一覧
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_3059-1-1024x768.jpg
原材料が表記された詳しい献立表
写真の献立表

代替食持ち込みの園の献立表です。

卵が使用されている食べ物に触れているメニューも写真でわかるし
味付けなども原材料の表記でわかりやすくて助かりました。

外注のお弁当給食と献立表です。
(ネットで写真付献立表確認も可能)
原材料やアレルゲンの表記は一切無し。
アレルゲンや原材料が表記された献立表はないのか
先生に問い合わせてもらいましたが
用意ないとの回答でした。

ですが娘の蓋にはデカデカと変更点が書いた紙が貼られて届くのと
給食センターで作られていて管理体制はしっかりしているはずなので
特に心配はしていません。
ただ娘が何を食べているのかは知りたいので
メニューに変更があった時は貼ってある紙を
持って帰ってきてもらってます。

最後は写真がなくて申し訳ないのですが
自園給食だったこども園です。

一般の献立表に加えて娘専用の献立表もありました。

ポテトサラダ(マヨネーズ→マヨドレ変更)

かきたま汁(卵抜き)

ホットケーキ(卵不使用米粉の蒸しパン)

上記のように何のメニューがどのように変更されるか
細かく表記されている献立表をもらっていました。

この献立表は栄養士さんが作成して
養護教諭の先生がダブルチェックをする。
当日は担任の先生もメニューの変更されているかチェックする
と説明されました。

こども園だと対応が園で完結するので
管理体制がこちらにわかりやすいのがいいですね!

献立表ひとつとってもアレルギー対応について
園がどのように考えているかわかる指標になります。

看護師・養護教諭の有無

体調の悪い子の対応に慣れている先生がいると
預けている親としては安心につながりますよね。

娘が通ったことのある4園のうち
2園は看護師、養護教諭は無し
1園は養護教諭が1名
1園は看護師、養護教諭1名ずついました。

看護師、養護教諭が1名ずついた園はこども園なのですが
入園の際に「看護師は主に保育部、養護教諭は主に幼稚園部を担当しています。
もちろん完璧に区切っている訳ではないのでどちらの部のお子さんの対応もしますが。」
との説明があったので
こども園と幼稚園では先生の配置の決まり等が違うのかもしれません。

しかし幼稚園でも養護教諭や看護師がいる園、いない園と分かれます。

もしアレルギー症状が出てしまった際に
担任の先生が対応するとその他の園児は一時置き去りになってしまいます。
園児を見る目が減ってしまうことにも繋がるので
そういう面でも看護師や養護教諭がいる園はメリットがあると考えます。

万が一の対応を確認する

起こっては欲しくありませんが
万が一の対応は必ず聞いてください。

意外にアレルギーがある子が過去在園したことがなかったり
過去数年在園していなかったりの園もあります。

現在アレルギーがある子が在園していると
先生方も対応が周知されていて安心かもしれません。

しかしどの園でもアレルギー症状が出てしまった場合のマニュアルはあるはずです。
対応を聞いてみて少しでも不安を感じたなら
親の直感として違う園も検討した方がいいと思います。

薬を預かってくれるか

娘はアレルギー症状が出てしまったり
症状は出ていないけれど不安な時に飲む頓服薬を持っています。

例えば卵焼きを素手で食べていた子がその手で娘に触れてしまった、という場合。
娘の場合はこの程度では症状は出ませんが、心配な場合は飲んでもいいと言われています。

そういう薬を園で預かって飲ませてくれるか、預かることすらしてくれないのか
園によって様々です。

私の肌感では服薬してくれない園の方が多いと感じています。
もし飲む場合は親が来て飲ませてください、と。

私は一応預かってくれる園の方がいいな、という希望はありますが
預かってくれたらラッキー程度に思っています。

実際通ったことのある4園のうち1園しか薬の預かりはしてくれませんでした。

何かしらのアレルギーをお持ちの方なら聞いたことあるであろう
フェキソフェナジンが娘の常備薬です。
そんなに強い薬ではないので
気軽に飲ませてもらってもいいのに・・・

というのが本音ではありますが
服薬については園によって方針が違うので
仕方ないと思っています。

しかし娘よりもアレルギーが重くてエピペンを使用する場合があるお子さんは
ここはしっかり確認すべきだと考えます。

在園児に食物アレルギーの子がいるか聞いてみる

これ聞いてみると園でこういうことが共有されているかが一目瞭然です。

食物アレルギーって最悪命に関わりますし
何かあった際に担任外がクラスに入る可能性もありますし
あらゆることを想定したら共有はしておいて欲しい内容です。

ついでにその園児に対して親御さんと園がどの様に対応しているか聞くと
自分の子が通園した時のイメージが沸きやすいと思います。

まとめ

アレルギーっ子の園選びについて
お話させていただきました。

幼稚園選ぶ際に
園の雰囲気や学ばせたい事など悩むと思いますが
食物アレルギーは命に関わるので
しっかり先生に質問して不安なく預けられる園を選びましょう!


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