パパは育休取る『だけ』ってほんと?

パパ育休

最近ニュースやネットでもちらほら話題に上がるパパの育休。

私は専業主婦なので
主人が育休取得したら収入減は必然。

そもそも日中ワンオペママがほとんどの日本

みんなそれで子育て出来ているのに
主人の育休って本当に必要なの?

育休取るということは
私が2人も子どもを見ることは出来ないと思っているの?

正直、「育休取ろうと思ってる」
と主人に言われた時は
マイナスな面ばかりが
思い浮かんできてきましたね。

さてさて、主人が長期育休を取ってくれた実体験を
赤裸々に告白しようと思います。

パパ長期育休取りました(1回目)

・期間

次女生後2ヶ月(里帰り終了後)〜1歳になるまでの10ヶ月

・給料

半年間は育休前の手取りの67%
半年以降は50%
+ボーナス

・住んでいた場所

主人の実家で完全同居

・それぞれの役割

長女担当

次女担当
家にいる時間が長いので
家事もほとんど担当

実は里帰り終了から主人の実家で同居を始めたので
新しい環境と次女のお世話でいっぱいいっぱいで・・・。

その為長女のお世話はほとんど主人に丸投げ状態に・・・!

綺麗に分業制になってしまいました(笑)

・ちゃちゃまる家の1日

7時頃長女の起床に合わせて主人も起床。

私は次女の朝の授乳を寝室で済ませてから1日の行動を開始。
(だいたい8時ごろ)

主人と長女は朝食を済ませたら
プレがない日は長女の思いのままに行動です。

公園に行きたいと言えば公園に連れて行くし
児童館に行きたいと言えば児童館に連れて行くし
有料の遊び場に行きたいと言えば連れて行くし・・・。

朝食後にお出かけして
お昼に戻ってきて食べたら
再びお出かけして
長女が満足したら帰宅。

その後お風呂と夕ご飯食べて就寝。

というのが主人と長女の1日の流れ。

私はというと、
次女の授乳に合わせつつ
空いた時間に家事をして
長女と主人と連絡を取って
ご飯やお風呂などのタイミングを合わせる
という流れでした。

長女は出かけるのが好きなタイプなので
明るい時間帯にお家にいることは
かなり少なかったです。

パパ育休【よかったこと】
・長女のイヤイヤ期対応

2歳でイヤイヤ期真っ只中だった長女。
外出先からなかなか帰りたがらず
車に乗ってくれないのですんなり帰宅は困難でした。

私は帰宅後次女の授乳→夕飯の支度があるため
この時間が本当にストレスでした。

せっかく2人いるのだから、と言うことで
私はあまり外出に同行することが減ったのですが・・・。

主人はこの状況になった時は
『ひたすら待つ』に徹していたそうです。

長女もある程度イヤイヤしたら納得して車に乗ってくれるのですが
このある程度の時間がどれくらいなのかは長女次第。

この後にやることが詰まっているのに待つということは
とてもストレスじゃありませんか?

主人の場合は長女を連れて帰ることだけを気にすればよいので
長女のイヤイヤにどれくらいでも付き合える状況でした。

外出先の帰りたくないイヤイヤ以外にも
主人には付き合える時間がたっぷりあったので
ツーオペで私としても助かりました。

・2人目を余裕持って可愛がれた

1人目は想像以上に余裕がなかった私。

我が子可愛いなぁ、なんて思った記憶がもはや無い(笑)

通常ならば2人育児に追われているのに
たっぷりと次女と2人の時間があったので
2回目の育児で知識と経験がある中での2人目育児は
1人目とは比べ物にならない程、心に余裕がありまして。

毎日毎日我が子可愛い、と感じながら育児することができました。


・義両親とのクッションになってくれた

これは育休あんまり関係無いかもしれませんが(笑)

まぁ完全同居だったので色々ありましたが
基本的には主人が家にいるので
うまくやってくれていたと思います。


・片方が怒ってもフォローしてくれる存在がいる

親も神様では無いので
どうしてもカッとなってしまうこともありますよね。

ですがどちらか一方が怒っていると
もう一方は不思議と冷静になれるんですよね。

片方が頭冷やして冷静になる時間を与えられるし
子どもが泣いているならあやすし
何がダメだったか一緒に考えたりもできるし
1人じゃないメリットを感じまいた。


・空いている時に旅行に行けた

会社に縛られていないので
空いてる時に旅行に行けて
思い出をたくさん作ることができました。


・住民税非課税世帯に

長期間育休を取ったため、住民税非課税世帯になりました。

役所から通知が来て補助金がもらえたり
(コロナ禍の措置だったかもしれませんが)
給食費の補助や2歳児の保育料無料など。

主人の育休取得で確かに収入は減りましたが
翌年に出ていくお金が減ったり
補助金をいただけたりして
住民税非課税世帯の恩恵はかなり受けた印象です。

パパ育休【デメリット】
・ワンオペ時のような気楽さがない

ワンオペだと自分の時間軸で物事を進められるのでしが
ツーオペだと時間軸が2つあるので
物事を進めるのに自分のタイミングでやれない、というストレスはありました。


・ずっと一緒にいるのも何だかんだ苦痛(笑)

ワーママさんに

ワーママ
ワーママ

専業主婦すごいよ。
私は子供と24時間一緒は無理。
働いて子供と離れる時間があるから頑張れる。

とよく言われるのですが
これと全く一緒です。

主人とずっと一緒は無理。

ある程度離れる時間があった方が
ありがたみがわかるんですよね。

パパ育休【後悔ポイント】
・長女と2人の時間がなかった

主人に長女を任せてしまったため
長女がパパっ子になりまして・・・。

ママ嫌!パパがいい!
と言われる始末。

完母のため次女から長時間離れられないことを理由に
主人に任せすぎてしまったな、と反省です。


・反対に主人は次女との時間がなかった

イヤイヤ期の長女に日々振り回されていた主人は
もちろん次女と過ごす時間はほぼ皆無でした。

その為赤ちゃんのお世話スキルはあまりありません^^;


・赤ちゃんのお世話をもっとしてもらえばよかった

もともと家族計画がこども2人だった為
慣れない赤ちゃんの世話をしてもらうより
長女の世話をしてもらった方が楽だと当時は考えていました。

ですが3人目が生まれて
3児の親となりましたが
主人の低月齢の子のお世話が
ほぼ戦力外(笑)

育休取っていたのに・・・。

(イヤイヤ期の子のお世話は私より経験ありですが)

子どもってすぐ大きくなってしまうので
できることなら全期間の育児を経験するためにも
赤ちゃんのお世話をしてもらえばよかったと感じています。


・せっかくだから1人時間を貰えばよかった

ツーオペなのに1人時間はスーパーに行く時に
1人で行ったり、数ヶ月に1回の美容院のみ。

特に用事もなく1人でボーッとする時間や
1人でカフェに入ってリフレッシュするとか
そのような時間は一才ありませんでした。

主人が気を遣って1人時間くれることもなかったので
こちらから言って1人時間をもらえばよかったと思っています。


・爪切りや長女のご飯や次女の離乳食など
”遊ぶこと”以外の育児をもっとやって貰えばよかった。

育児とはなんだろう、という話になるのですが
こどもと遊ぶだけが育児じゃないんですよね。

名も無き家事があるのと同様に
名も無き育児もあるのですが
そういうところは結局ママしか気がつかないんですよ。

あとは予防接種の管理とか病院の予約とか
お出かけの準備や帰宅後の荷解きとか。

私も教えるよりも自分でやった方が早い、という気持ちもあるので
気がついた私がやっていましたが
パパの育児スキルを育てるのもママの仕事のひとつなんだな、と。

パパ育休【モヤモヤポイント】
・パパの育児に対する本気度が不明

男性としてどうしても不可能な授乳以外は
出来て当然だと思うのですが
主人はそのような考えは見受けられず。

私が求めすぎなのかな、と思っていますが
主人の育児に対する態度を会社でしていたら
あんまり評価はされないよな、という感想です。

仕事と育児は違いますが
仕事は大変で育児が楽だと感じていそうなので
きっと仕事ほど気合は入れていないと感じてモヤモヤ。

・育児の大変さを理解したと言わんばかりの態度

育児の大変さというか、育児ってこんなもんか
社会のストレスを受ける仕事の方が大変、と主人は言いました。

いやいやいやいや。

主人の場合は常にツーオペやないかい、と(笑)

1人で家事育児したことないのに
なぜ仕事の方が大変と言えるのか・・・。

モヤモヤモヤモヤ。

結局パパの育休って

・子どもにとってはメリットしかない!

子どもが遊びたがっているのに家事をするためにテレビに子守りをお願いする・・・。
ワンオペ主婦にとってはテレビは大切な相棒ですよね。

しかし主人が家にいる我が家では
私が家事をするので常に子どもはパパと遊び放題。

特に長女にとっては
もし私ひとりだったならば
下の子が生まれてからは寂しい思いや我慢をたくさんさせていたと思います。

しかし主人がいてくれたおかげで
長女は寂しい思いも無く
むしろパパにたくさん遊んでもらえて
とても楽しい日々を送ることができたと思います。

おかげさまで長女には
ママ=家事する人
パパ=遊んでくれる人
という認識になりました。

・ママにとってはメリットも多いが・・・。

実際メリットが大きいです。

やはり子育てにおいて人手ほど助かるものはないと思います。

私たちの場合、義実家同居でしたが
義両親の手は借りられなかったので
主人と2人で育児を出来たことは喜ばしいことでした。

ですが私が求める主人像と
主人の育休中の過ごし方にズレがあればあるほど
モヤモヤポイントが増えると思います。

ママが求めることは察してもらいたい、と思うのではなく
やって欲しいことはしっかり伝えていく必要があります。

男性も仕事より楽、と構えていると
雰囲気でバレバレです。

わからないことがあったら仕事だったら周りに聞きますよね。
でも育児でわからないところは奥さん任せになっていませんか?

ママがやってくれるだろう、という考えは今すぐ捨ててください。

わからないことは聞く、
これは仕事でも家事育児でも同じです。

夫婦で不満を溜めるのではなく
家事育児という仕事の役割をすり合わせて
楽しく育児ができるといいですね。

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